ホームページって誰が見たかわかるの?[回答]はい、分かります
ホームページを制作したりディレクションをしていると、クライアントによく「ホームページって誰が見たかわかるの?」って聞かれます。
なので回答として「はい。分かりますよ」といつも答えています。
そこでここではホームページを見た人のどんな情報がわかってしまうのかなどについてご紹介したいと思います。
ホームページを見た人のどんな情報がわかるの?
ホームページを閲覧した人の情報としては例えば以下のような情報が取得できます。
- 国
- 地域(都道府県)
- 何時にアクセスしてきたのか
- 性別
- 年齢
- どんなデバイスか(iPhone、Android、PC、タブレット端末 etc)
- どのページからどのページに遷移したのか
- 何分くらい滞在したのか
- どのサイトから来たか情報の取得には
- どの広告から来たか
これらの情報くらいは運営側で確認することができます。
これは主にGoogleアナリティクスの情報にはなるのですが、それでもこれだけの情報を取得できるのって凄いですよね。
もちろん、個人情報(氏名・電話番号・住所等)は分からないので安心して下さい。
では何故ここまでの情報を取得することができるのでしょうか。
情報の取得にはIPアドレスが使われているから
Googleアナリティクスのアクセス解析では主にIPアドレスが使用されています。
IPアドレスとは、インターネットに接続されたコンピュータやスマートフォンなどの機器に割り当てられる、いわばインターネット上の「住所」のようなものになります。
このIPアドレスをGoogleアナリティクスでは取得してそれぞれの解析に使用しているんですね。
ただ、IPアドレスは、ユーザーのプライバシー保護の観点からも、直接的に表示されることはありません。(そりゃそうですよね)
では、なぜGoogleアナリティクスを使って解析をする必要があるのでしょうか?
主にマーケティングが目的
Googleアナリティクスを使ってアクセス解析をする理由は主にマーケティングをするためです。
- このページにはどんな層の人がアクセスしてきているのか
- どこからアクセスしてきてどれくらい滞在したのか
- どんなキーワードでアクセスしてきたのか
などを知ることで、WEBページの作り込みにも役に立ちます。なので、ホームページなどでアクセスを解析することはごく普通のことでもあるのです。
例えば、「ここのページは滞在時間が良いからこんなコンテンツを配置すると良いかもしれない」などの施策もできるようになりますよね。
気になる場合はプライバシーポリシーをチェック!
WEBサイトを閲覧する際にアクセスしたその内容が運営者にどのように使用されるのかが気になる場合がありますよね。
そんな時はWEBサイト内にある[プライバシーポリシー]を確認するようにしてみましょう。プライバシーポリシー内に(個人情報を収集・利用する目的)などの項目が表記されていると思いますので、ぜひこちらをチェックしてみて下さい。
まとめ
IPアドレスを取得して、ホームページは誰が見たかわかりますが、わかる情報としては限定的になります。
自ら公開するまで、個人情報は取得できませんのでぜひ安心して下さい。もしWEBサイトを閲覧して自分の情報がどれくらいまで使用されるのかが気になる場合はぜひプライバシーポリシーを確認するようにしてみて下さい。