鏡を見ていてつい気になってしまう「白髪」。
40歳前後になると白髪の悩みが増えてくるのではないでしょうか。
白髪には、飛び出すように生えたり、
黒髪より太かったりといった特徴がありますが、
特に“うねり”の原因をご存じですか？
今回は髪を大切にしながら
ポジティブな気持ちで過ごせるよう、
白髪の悩みについてみていくことにしましょう。
なぜ白髪になるのでしょうか？
それは、黒い髪と白い髪の違いが、
髪のメラニン色素の有無にあるためです。
髪の成分を見てみると、
たんぱく質（アミノ酸など）が80～90％、
水分が12～13％、
脂質が1～6％、
そしてメラニン色素が3％含まれています。
白髪にはメラニン色素が含まれていないため、
かつてメラニンが存在していた場所には「メラニンホール」と呼ばれる隙間ができます。
この空洞化した毛髪は乾燥しやすく、
またうねりやクセが出やすくなります。
さらに、白髪は他の黒髪と馴染まず、
目立ちやすいです（白色は膨張色であるため）。
年齢と共に髪にクセが強くなる傾向がありますが、
それは白髪の増加も一因です。
なぜ白髪はうねるのか？
もともと直毛だった髪が年齢と共にうねり始めるのは、髪質の変化が原因です。
年齢と共に頭皮がたるんでくると、
毛穴の形も変わり、毛穴が緩んだり縮んだりします。
健康な毛穴からは直毛が生えますが、
歪んだ毛穴からはうねった髪が生えてしまいます。
これがうねりの原因です。
うねった白髪を抜いても良いのか？
目立つうねった白髪を見つけると抜きたくなる気持ちはわかりますが、抜かないでください。
抜くことは頭皮に大きな負担をかけます。
抜くと頭皮が傷つき、
血が出ることがありますし、
毛穴の形が変わってさらにうねった髪が
生えてくる可能性もあります。
また、髪の成長サイクルが乱れて
新しい髪が生えてこなくなる可能性もあります。
どうしても気になる場合は、
ハサミで根元から切ることをおすすめしますが、
根本的な解決にはなりません。
うねった白髪はブラッシングで改善できる？
ブラッシングは専用のブラシを使って頭皮を
フロントから襟足まで撫でることです。
しかし、残念ながらこれでうねった白髪は改善されません。
ブラッシング直後はうねりが少し
収まったように感じるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
ではどのようにして対策せ売れば良いのでしょうか。
うねった白髪の対策方法
1. 頻繁にカラーをする
白髪が目立たなくなり、
うねりも気になりにくくなります。
ただし、カラーの頻度が高すぎると
髪にダメージが出るので注意が必要です。
頭皮のことを考えるのであればヘアカラーよりも
ヘアマニュキュアがおすすめです。
2. スタイリング剤でまとめる
仕上げに薄くワックスやオイルをつけると、
うねりが目立ちにくくなります。
ブローやストレートアイロンを併用するとさらに効果的です。
ただアイロンやブローは肌と髪への
ダメージも考慮して強く当てすぎないようにしたいですね。
3. 重めのトリートメントをする
髪質改善トリートメントを施すことで、
うねりが気になりにくくなります。
髪に空洞があるとうねりやすくなるため、
擬似的にタンパク質を補うことで髪の重さを増し、まとまりやすくなります。
利尻シリーズのシャンプーはおすすめ
ヘアカラーのように薬剤を使わずに、
そしてヘアマニキュアのように日に日に
色落ちしていくのではなく、
逆に肌にも優しくて使えば使うほどに白髪が目立たなくなってくるもの。。。
10年以上も前から愛用している利尻ヘアカラーシャンプーはおすすめです。
このシャンプーを使い始めてからというもの、
白髪→黒髪
へとなったのはもちろんなのですが、
何より良かったな〜と感じるのは髪にツヤが出てきたことです。
白髪の場合どうしてもパサついてしまうと思うのですが、
今はそれが全くと言っていいほどありません。
詳しくは以下の記事で詳しく紹介しましたので参考にしてみて下さいね。
→白髪染めシャンプーは染まらない？本当に染まるのか試してみた
まとめ
白髪がうねる原因とその対策についてご紹介しました。
まず、自宅でのヘアケアをしっかり行うことが重要です。
自分の髪質に合ったシャンプーやコンディショナー、
ヘアオイル、トリートメントを使うことで、
白髪のうねりを抑えることができます。
さらに、スタイリングやスタイリング剤の利用も効果的です。
白髪のうねりにお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
