不動産のホームページは通常のコーポレートサイトよりも少し難しい部分があります。
なぜなら不動産のホームページには、
「コーポレートサイトの機能」
+
「売買物件情報・賃貸物件情報」
などのコンテンツを収容する必要があるからです。
最近はパケージ化された不動産用のホームページ作成ツールなどもありますが、それだとどうしてもオリジナル性に欠けてしまう部分があり、どこかで見たことのあるようなサイトになってしまう可能性もあります。
しかし、WordPressなら他とは違ったデザインの不動産サイトを構築することも可能ですしSEO対策もしやすいので運用面に関してもとてもメリットがあります。
他とは違う不動産サイトをWordPressで構築したい!
そんな方のためにここでは不動産におすすめのレスポンシブ対応のWordPressテーマ、そして不動産サイト構築する際に便利なプラグインをご紹介したいと思います。
そもそもWordPressには無料で使用する事ができるテーマと有料のテーマがあります。
無料テーマは費用をかける事なく使うことができるのが1番のメリットです。ただ、有料テーマと比べるとカスタマイズ性やSEO対策のしやすさなど機能面でどうしても劣ってしまっている箇所があります。
この記事では有料テーマにはなりますが上記の機能を満たしている有料テーマをご紹介していますのでぜひ参考にしていただければと思います。
不動産におすすめのレスポンシブ対応のWordpressテーマ4選
不動産におすすめのWordPressテーマはいくつかあるのですが、その中でもここでは厳選したものをご紹介したいと思います。
レスポンシブWordPressテーマ No.261:4,980円
非常にシンプルな不動産用のWordPressテーマです。
できるだけ費用をかけたくない。でもデザインはちゃんとしたものが欲しいという方におすすめのテーマです。WordPressの基本的な操作性はもちろんシンプルな中にも洗練されたものを感じます。
ただ、あくまでもコーポレートサイトを構築する用のテーマになりますので、もし売買の機能や賃貸などの機能が欲しい場合は、→こちらで紹介しているプラグインを使って構築する必要があります。
VOGUE(TCD):19,800円
TCDのWordPressテーマはデザインが洗練られているため、たとえWordPress初心者であったとしてもプロが作ったサイトに近づけるくらいのクオリティで作成することができます。
私もこのTCDのWordPressテーマは過去にたくさん使用してきたのですが、正直な話、、、
”かなり扱いやすい”
あなたが初心者である場合は間違いなくTCDは使いやすいと感じるはずです。ぜひ、一度その使いやすさを体感してみてください。
MONOLITH(TCD):12,980円
こちらもTCDの開発したレスポンシブ対応のWordPressテーマになります。
先ほど紹介した[VOGUE]と似た形ですが[MONOLITH]の方がよりシンプルさを追求したような形となります。あと、一つだけ言えるのはTCDのテーマでサイトをきれいに作るためには”綺麗な画像は必須”です。
画像のクオリティでかなり変わってくるテーマですので、サイト上に表示させる画像はあなたの中でも特に厳選した画像を表示させるようにするとサイトの見栄えは驚くほど良くなります。
そしてやはり物件情報を掲載したい場合は→こちらで紹介しているプラグインも必要なのでお忘れなく!
SWELL:17,600円
このサイトでも使用しているWordPressテーマなのですが、不動産のホームページの作成でももちろん有効です。
実際、私も会社で不動産サイトを構築していますが、以下のようなサイトを構築しています。
- 制作事例1:平和不動産株式会社
- 制作事例2:梅岡住宅サービス株式会社
- 制作事例3:株式会社リフォームストア
- 制作事例4:西畑建設
作成例2に関しては不動産プラグインを使わずに開発しています。なので、プラグインに頼らずともこれくらいのクオリティのサイトは作成することがSWELLではできますよ!
もし、上記のようなサイトを構築されたい場合はぜひ弊社にご依頼いただければと思います。あなたがこのサイトを訪れたように、SEO対策を軸にしたホームーページを作成いたします。
※ちなみに弊社のホームページもかなりカスタマイズしていますがSWELLを使用しています。
不動産サイトをWordPressで作成する場合のおすすめプラグイン
不動産サイトは冒頭でも紹介したように、一般的なコーポレートサイトやサービスサイトとは仕様が異なってきます。
もちろん物件の検索機能などを必要としない場合は一般的なコーポレートサイトと同じ作成の流れでOKだと思います。
しかし、そうではなく検索機能・物件情報なども掲載して充実させたい!となるとそれらを実装させる為のプラグインも必要になってきます。なのでここでは不動産サイトをWordPressで作成する場合には必須のプラグインをご紹介します。
「Advanced Custom Fields」で入力項目を増やす
「Advanced Custom Fields」は投稿ページに「価格」や「物件エリア」、[物件の詳細情報]を表示させるために便利なプラグインです。
実際、弊社でもこのプラグインは使用頻度も高く、物件関係だけでなく、[作業実績][お客さまの声]なども作成したりします。
「Simple Membership」で会員制サイトにカスタマイズ
「Simple Membership」を使用することで、簡単に会員サイトを構築することができます。また、PayPalなどとの連携で月額の会員サイトまで作成することができます。
不動産サイトに限っては、ログインできる会員のみに表示できる物件など、会員であるがために利用できる機能なども細かく振り分けることも可能です。
リスト取りにも活躍してくれる非常に使い勝手の良いプラグインです。
「VK Filter Search」で条件検索を実装
物件が増えてくるとお客さんが対象のページに辿り着けない可能性もあります。それを解消するのが「VK Filter Search」のような条件検索のできる検索プラグインです。
例えば、
[エリア][学校区][路線][新築]
のように条件を指定して検索し、検索結果として表示させることができます。
プラグイン自体は少し高めの有料プラグインなのですが、その使い勝手はかなり良く、よほどクセの強いWordPressテーマでない限り導入することができ、間違いなく価格以上の価値はあると思います。
不動産サイト(売買・賃貸)を運営されるのであれば条件検索機能は必須項目ですからね。
「VK Filter Search(¥31,900 税込)は以下よりダウンロードできます。
面倒な人は「不動産プラグイン」
「資金には割と余裕がある」
でも、
「WordPressの知識は少しだけある」
このような場合は「不動産プラグイン」を使用することで、比較的簡単に不動産サイトをWordPressで構築することができます。
不動産プラグインは基本無料で使用することができますので物件を登録し、出力するまではこのプラグインで事足りると思います。
ただ、
その他の細かな機能が欲しい!
例えば、
- レインズの住宅情報をCSVでサイト内に取り込みたい
- Googleマップを使った検索を実装したい
- ローンシミュレーションを実装したい
- お気に入り機能や閲覧履歴機能を実装したい
などの細かな機能に関しては有料になりますので、全ての機能を実装させる場合は結構な金額になります。
しかし、WEB制作会社に不動産サイトを一任すると100万円〜は最低でも必要になりますので、時間に余裕があり自分で可能な限りWordPressを使って構築していきたい。。そんな場合には不動産プラグインは役に立つはずです。
まとめ
今回は不動産におすすめのレスポンシブ対応のWordpressテーマ3選ということで紹介しました。
不動産サイトは非常に奥が深く、必要な機能を実装するためにはかなりの開発工数が必要になります。そこには人件費がかかったりデザイン費用がかかったりと色々です。
私も過去に不動産サイトを作成してきましたがかなり骨の折れるものばかりでした。
そんな経験を活かしご希望の方には私の方でも作成することができますので、是非ご興味いただけた方はお声かけくださいね。